【第82回東京優駿】皐月賞の結果をダービーでもそのまま信用してもいいのか【ダービー】

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皐月賞(G1)組がダービーで好走するのは当然として、誤差を検証

これまでの考察で基本的に皐月賞4着以内の馬がダービーでの好走率が高いことは確認済み。

ならば好走した馬と好走しなかった馬や年はどうなのか。

以下は皐月賞(G1)過去10年の前後半のラップと勝ち時計と人気。

着順馬名時計34位置人気ダ着ダ人
◆2015 59.2-59.0⇒イーヴン0.2
1着ドゥラメンテ1.58.211-073
2着リアルスティール1.58.405-032
3着キタサンブラック1.58.802-024
4着ブライトエンブレム1.58.808-056
※2,3着馬は能力通りに走破。勝ち馬が不利な展開を逆転。
◆2014 60.2-59.4⇒後傾0.8
1着イスラボニータ1.59.607-0422着1
2着トゥザワールド1.59.803-0315着2
3着ウインフルブルーム1.59.901-018取消
4着ワンアンドオンリー1.59.917-1241着3
※前が有利な展開を後方から追い上げた4着馬が逆転。
◆2013 58.0-60.0⇒前傾2.0
1着ロゴタイプ1.58.008-0515着2
2着エピファネイア1.58.105-0322着3
3着コディーノ1.58.305-0539着4
4着カミノタサハラ1.58.509-074不出走
※落差2.0で前に位置したエピファネイアが負けてなお強し。
◆2012 59.1-62.2⇒前傾3.1稍重
1着ゴールドシップ2.01.317-0645着2
2着ワールドエース2.01.717-1524着1
3着ディープブリランテ2.01.804-0431着3
4着コスモオオゾラ2.01.805-0566着10
※落差3.1と完全に後ろが有利。ダービーでの逆転も納得。
◆2011 60.3-60.3⇒イーヴン0.0
1着オルフェーヴル2.00.611-1141着1
2着サダムパテック2.01.108-0817着2
3着ダノンバラード2.01.305-058不出走
4着デボネア2.01.415-161412着3
※0.5圧勝の勝ち馬がイーヴン走破。当然のごとく連勝。
◆2010 60.1-60.7⇒前傾0.6稍重
1着ヴィクトワールピサ2.00.807-0813着1
2着ヒルノダムール2.01.015-1269着3
3着エイシンフラッシュ2.01.010-12111着7
4着ローズキングダム2.01.007-0822着5
※前傾0.6と後ろが有利な展開も勝ち馬は瞬発力不足を露呈。
◆2009 59.1-59.6⇒前傾0.5
1着アンライバルド1.58.712-09312着1
2着トライアンフマーチ1.58.916-16814着6
3着セイウンワンダー1.59.014-15413着3
4着シェーンヴァルト1.59.416-09156着13
※前傾0.5も3Fが速く前は総崩れ。不良で前有利な本番では参考外に。
◆2008 61.4-60.3⇒後傾1.1
1着キャプテントゥーレ2.01.701-017不出走
2着タケミカヅチ2.02.111-08611着7
3着マイネルチャールズ2.02.108-0614着2
4着レインボーペガサス2.02.115-1355着5
※低レベル世代。完全な前残り。NHK勝ちのディープスカイが快勝。
◆2007 59.4-60.5⇒前傾0.9
1着ヴィクトリー1.59.901-0179着2
2着サンツェッペリン1.59.902-02154着9
3着フサイチホウオー1.59.911-0927着1
4着アドマイヤオーラ2.00.113-1213着4
※前残りとはいえ前傾0.9で後ろが有利。サンツェッペリン4着も納得。
◆2006 60.0-59.9⇒イーヴン0.1
1着メイショウサムソン1.59.904-0361着1
2着ドリームパスポート2.00.006-09103着7
3着フサイチジャンク2.00.310-09211着2
4着アドマイヤムーン2.00.412-1217着3
※0.1のイーヴン。力通りに1,2着馬が再度の好走。
◆2005 59.6-59.6⇒イーヴン0.0
1着ディープインパクト1.59.209-0911着1
2着シックスセンス1.59.612-13123着7
3着アドマイヤジャパン1.59.805-05310着6
4着マイネルレコルト2.00.005-0225着8
※0.0イーヴン。力通りに1,2着馬が再度の好走。

巷の噂はどこまで信憑性があるのか

まことしやかに言われているのが、1.58秒台で決着した皐月賞の結果はダービーでは連動しない。

では1.58秒台は好時計勝ちでもあり、どのようなシチュエーションで突入するのか。

馬場状態がいいのは勿論、逃げ先行馬がハイペースで飛ばすなどが想定される。

◆2013 1.58.0 ロゴタイプ

※ダービーでは距離が長く5着に敗れる。血統的にもマイラー色が濃かった。

皐月賞は前後半のラップ差が2.0、展開も味方したが差して勝ったこともあり距離は持ちそうに思われたが・・・。

◆2009 1.58.7 アンライバルド

※皐月賞はテンの3Fが34秒台と先行勢には息の入らない厳しい流れ。

一転して不良でスローになったダービーでは潰れた人気馬が復活してリベンジ。

さらに遡るとダイワメジャーやノーリーズンの例もあるが、皐月賞ではどちらも人気馬ではなかった。

注目したいのは勝ち時計よりも前後半のラップバランス

◆2011 オルフェーヴル
60.3-60.3⇒イーヴン0.0

◆2006 メイショウサムソン
60.0-59.9⇒イーヴン0.1

◆2005 ディープインパクト
59.6-59.6⇒イーヴン0.0

これらの年は前後半のラップ差が非常に少ないことがわかる。

そして2,3着馬はともかくとして1着馬はそのままダービーも優勝している。

◆2015 ドゥラメンテ
59.2-59.0⇒イーヴン0.2

今年の皐月賞も実はリアルスティールが勝っていれば前後半59.2-59.2の完全イーヴンだった。

展開的に後傾0.2でもあり、ほぼ差がないとはいえ前が有利。

それをドゥラメンテがあんな無茶な差し切り方をしたら0.2上回ったのも分かる気がする。

少なくともリアルスティールは弱くもなければ例年の勝ち馬レベルには達していたのではないか。
結論からいえばドゥラメンテの連勝の可能性はかなり高く、リアルスティールが2着になる確率も同じように高い。不確定要素の強くなる3連系の券種よりも安くても大人しく2頭の馬連、ワイドを買う方が賢明かもしれない。

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やるな競馬スピリッツ。。。

わいもWIN5当たったらこれより儲かるはず(震え声)

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