2016東京11R共同通信杯(G3)の徹底攻略データ

共同通信杯というレースについては必ずしも勝つ必要はない。

語弊があるかもしれないが、勝てなくてもクラシックでは活躍が可能である。

近年ではゴールドシップの勝利は記憶に新しいとはいえ、ダービーを勝ったのは2着だったディープブリランテ。

昨年も勝ったのはリアルスティールだが本当に強いのは2着ドゥラメンテだった。

かといって見せ場もなく負けてもいいわけではなく、素質馬の一騎打ちの条件つき。

今年ではハートレーとスマートオーディンの対決は大変興味深い。

ハートレーのホープフルステークスはあのロードクエストを破ってのものだけに評価は急上昇。

ただ、思い出しておきたいのはロードクエストの出遅れ癖といかにも適性の低そうな中山コースでの結果。

あれが東京ならどうだったかわからない。

代理戦争ではないがここでは東スポ杯勝ちのスマートオーディンは強敵だ。

太目が残った萩Sこそ2着と取りこぼしたが、絞れた東スポ杯の3F32.9はNO.2の馬よりも0.5も速い。

まだまだ前が残る馬場だったにもかかわらず外から余裕があるまま楽に差し切った。

ハートレーも父ディープで末が切れる血統だが、スマートの父ダノンシャンティの切れはディープ以上だった。

距離も未知数で中山適性も不安だが、東京1800はほぼベスト条件。

スローの上がり勝負になったとしても差しきる可能性は高い。

ハートレーはむしろ先に安全圏に抜け出しておきたい。

個人的にはノリ対ユタカの有力馬での対決とういうのが久しぶりで楽しみ。

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