第66回安田記念(G1)は田辺の8番人気ロゴタイプが世界のモーリスを圧逃。リアルスティールは福永が御せず11着惨敗。

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2016第66回安田記念(G1)の結果分析

世界最強マイラーの呼び声高いモーリスの参戦で12頭と少頭数。

少頭数ゆえに行く馬もおらず、好発から田辺のロゴタイプが迷わずにハナ。

注目のモーリスは思わぬスローに掛かりながらも番手につける大名マーク。

レース前にはモーリスよりも前で競馬をしたいと宣言していた福永だが、出していったまではいいもののすぐに手綱を引っ張りきりの状態。

頭数が少ないために目立った動きもなく前半3F35.0、1000m通過59.1というとてもG1には思えない超スローな流れとなった。

多少の雨が降ったとはいえ、1000m通過59.1なら2000m-2400mの平均ラップ。

1400mを1.21.3のラップは順メインだった1000万下の由比ヶ浜特別の勝ち時計と同じ。

直線に入ると終始喧嘩をしていたリアルスティールが早くも脱落。

モーリスが馬場の真ん中を選んだのに対し、田辺は内ラチいっぱいに最短距離でロスなくコース取り。

これは切れのない父ローエングリンを考慮すると渋った馬場でも影響がない同馬には最善。

このアドバンテージは予想以上に大きく、最後まで差が縮まるどころか1馬身1/4離しての完勝。

3年前の皐月賞馬が3年2ヶ月ぶりのロングシュートを大一番で決めた。

★ポイント

コメントでも触れられたようにまさに作戦勝ち。

普段から相手任せのレースばかりでぬるま湯の日本人騎手を手玉に取った逃走劇。

勝てる見込みがあったモーリスも逃げまではやりたくないし、リアルスティール福永にそんな度胸があればもっとG1を勝っている。

モーリスが番手につけている以上は後ろの馬はマークこそしてもそれより前にはいけない。

唯一競りかけることが可能だったリアルスティールにしても福永を背負っては勝てるものも勝てない。

これがライアン・ムーアのような一流騎手と七光りで甘やかされた福永との違い。

■田辺のG1勝利はフェブラリーSのコパノリッキー以来の2勝目

2016ysd

※コパノリッキーのときは最低人気からの逃げ切り勝利。

保身ばかりに気を取られて前を向いていない日本人騎手のとそれが蔓延している中央競馬の弊害。

2016第66回安田記念(G1)の結果
1着ロゴタイプ田辺 裕信1.33.0 33.901-01田中 剛3
2着モーリスT.ベリー1.33.211/434.002-02堀 宣行2
3着フィエロ内田 博幸1.33.2ハナ33.509-09藤原 英昭1
4着サトノアラジン川田 将雅1.33.2クビ33.607-07池江 泰寿7
5着イスラボニータ蛯名 正義1.33.31/233.906-03栗田 博憲4

※勝ち時計の1.33.0は過去10年で3番目に遅い。

最低が不良馬場の2014ジャスタウェイで1.36.8の例外。

2番目に遅かったのが2009ウオッカだが、このときは3F33.4、1000m57.4と2016ほど酷くはない。

むしろ差し追込み決着だった。

■ラップ構成

200m400m600m800m 1000m
12.323.335.047.059.1
12.311.011.712.012.1
1200m1400m1600m  
1.10.41.21.31.33.0  
11.310.911.7  
4F 46.0 – 3F 33.9

※ハイレベルのダービーで盛り上がった翌週にしては非常にしらける結果となった。

日本人騎手はもっと自分から勝ちに行く姿勢を見せなければならない。

この程度ならストレイトガールで楽勝できるだろう。

■2016第66回安田記念(G1)レース映像

■各馬のコメント

1着ロゴタイプ

王道では力不足が顕著になり、相手関係が楽になるマイル戦線を試しだしてからは複勝圏に顔を出すようになった。

とはいえ、皐月賞優勝時の強かった面影は既になく、あくまで昔の名前で出ていますといった程度。

かつての主戦騎手だったミルコはロサギガンティアの背中。

確かにラッキーが重なった上での勝利。

が、結果が求められる世界において勝利は正義である。

最も得意の中山のダービー卿CTで相手が軽ハンデだったとはいえマジックタイムに敗れ、そのマジックタイムはヴィクトリアマイルで通用しなかった。

あくまで連下、3着までの評価であって1着のアタマで狙うには難しいのは8番人気の評価でもわかる。

馬の運といえば田辺が乗ってくれたことに尽きるだろう。

このレースで田辺以外の騎手で勝たせることが出来た騎手などはいない。

理由は簡単、逃げないからである。

思えば昨年の安田記念を12番人気のクラレントで穴を開けたのも田辺。

東京のWIN5対象レースではまったく勝てなかった田辺も先週の青嵐賞で初勝利。

その翌週に大舞台の安田記念で2勝目をあっさりなのだからこの男は持っている。

2着モーリス

そこかしこで聞こえた八分のデキ、海外遠征帰りの疲れへの懸念、そしてモレイラからトミー・ベリーへの乗り替り。

不安材料は少なくはなかったとはいえ、既に国際G1を4勝した馬にはちょうどいいハンデ。

その評価が圧倒的人気へと繋がった。

レース結果としてもこれでトミー・ベリーを責めるには無理がある。

彼はスローの番手で競馬をしたのであって、これで負けたのは馬に敗因があると認めるべきだ。

昨年の安田記念でもゴール前でヴァンセンヌに追い詰められたように左回りは得意ではない可能性がある。

父スクリーンヒーローはG1初勝利が東京だったが、その父であるすなわち祖父に当たるグラスワンダーは典型的な左回り苦手の馬だった。

スペシャルウィークに負けるのを恐れてジャパンカップを避けたほどである。

隔世遺伝的なもので受け継いだのかもしれないが、それも重箱の隅をつつく程度。

ただ、馬は可哀想。

こんな条件だからこそ、万全の仕上げで勝負になる騎手を乗せるべきだった。

回ってくるだけで勝てると考えた陣営の慢心が起こした事故と言えよう。

3着フィエロ

京都でこその馬でこれまで東京では結果が出ていなかった。

昨年の安田記念にしても力負け。

そこへきてG1では買えないクリストフなら不要なところだったが、幸か不幸か、いや、今回は幸だ。

ブチコの関係でクリストフが怪我で乗れなくなっての内田。

東京のマイルなら内田は大きく鞍上強化である。

マイラーズCは鮫島が酷過ぎたため、巻き返し必至も秋のマイルCSでまだ買えるのか、

そして重賞未勝利馬という不名誉な称号を引退まで続けてしまうのか。

それにしても目立つのが内田の勝利への姿勢。

内に閉じ込めた人気馬を意地でも出させない。

ダービーではこれにディーマジェスティがやられた。

サトノダイヤモンドにルメールではなく内田が乗っていれば川田は進路を得られなかっただろう。

4着サトノアラジン

スローでも末脚が冴えるタイプの馬だけに期待も大きかったが、肝心の勝負どころで前が詰まりっぱなし。

ダービージョッキーとなったからにはこれまでと違う腕前を披露してくれると期待もしたのだが。

この結果は馬よりも川田に敗因が大きい。

ダービーと違って今回は外でも伸び伸びと走らせるべきレースだった。

直線では目前にリアルスティールが邪魔をしており、本来ならスペースが出来るはずもまさかの後退。

リアルを交わして外に進路を探すも今度はイスラボニータが前に塞がる。

何とかさらに外に出すと今度は外から内田のフィエロが締めてきてろくに追えず。

これほどまでに不完全燃焼ではどうしようもない。

川田が悪い、いつもの川田。

5着イスラボニータ

サトノアラジンの進路を塞ぎはしたがそれは前にいる馬の特権。

この馬は全力を出しての結果だけに今の実力をそのまま発揮した内容。

蛯名も普通に乗って普通に負けた。

9着ロサギガンティア

出遅れがすべて。

9R、10Rと冴え渡ったミルコの手腕。

一時期は終わっていた馬が復活の兆しを見せ始めたのは昨年の暮れ頃になってから。

復活のミルコと見せて、出遅れ癖まで復活ではさすがに。

11着リアルスティール

全兄ラングレーはマイルで問題なし。

リアルスティール自身も鞍上のミスとはいえ、菊花賞2着の実績もあり距離はオールラウンダー。

共同通信杯の勝利もあるようにけして苦手な条件ではない。

好発から自分から出していって制御できずに掛かったというのはわが身可愛さの言い訳の印象しか残らない。

マイルでも掛かるくらいのスピードがある馬に適性云々は戯言である。

プロとして純粋に勝負したい。勝つ自信がある。モーリスより前で競馬したい。

ここまでホラを吹いたのなら潔く自分の技術不足、騎手としての資質がないことを認めるべき。

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