デアリングタクトとそれ以外が証明されたオークス(G1)史上初となる無敗3冠ほぼ濃厚か

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 24日、東京競馬場で行われた3歳牝馬の頂点を決める・優駿牝馬(G1)は、松山弘平騎乗の1番人気デアリングタクトがゴール前寸前で横山典弘騎乗の7番人気ウインマリリンを捉えて優勝。半馬身差の2着に息子・武史から託された典のウインマリリン。3着に和田竜二騎乗の13番人気ウインマイティ―が入った。

 デアリングタクトは桜花賞に続き、優駿牝馬を制し、グレード制導入以降では初となる無敗の2冠を達成した。史上初となる牡牝ともに無敗の2冠のバトンをコントレイルに繋いだ。

 エルフィンSではウオッカのレコードを更新する大楽勝。不良に近かった重の桜花賞は後方待機の不利な展開から差し切り。

 マイラー色の強かった母系の距離延長も問題なくクリアしたデアリングタクト。

 このまま無事に秋を迎えれば、秋華賞(G1)で牝馬3冠は濃厚だろう。

 そのあとはエリザベス女王杯(G1)よりジャパンC(G1)出走の期待もある。そうなるとアーモンドアイとの対決も実現するかもしれない。この先も楽しみは増すばかりだ。

3歳牝馬のこの時期で距離不安は二の次

 祖母のデアリングハートはNHKマイルでラインクラフトの2着だった。府中牝馬S(G3)を勝つなど距離の融通は利くタイプでもあった。

 父エピファネイアは菊花賞(G1)を圧勝したように距離の心配はない。

 過去の事例でもオークスはスプリンター以外ならこなしている背景もあった。

 マイルを圧勝していたデアリングタクトには無用の心配だったかもしれない。

 確かにテイエムオーシャンやファレノプシスなど距離延長で脚の鈍った馬はいたが・・・。

松山弘平には貴重な経験となったオークス

 これまで穴馬でのG1騎乗経験はあれど、単勝1倍台の断然人気に騎乗したのは初。

 かなりのプレッシャーもあっただろうし、乗り方も決してスムーズではなかった。これは大レースの騎乗経験の少なさもあっただろうが、今回は【勝った】ことが最重要。人馬ともに成長していけばいい。

 ブレイクした今年なら以前のような乗り替わりもにだろうし、何といってもノーザンではなくノルマンディーの馬。外人に取られる心配は少ない。

レース内容

 相変わらずの高速馬場ならぬ超速馬場が続く。

 自己条件でもレコードに肉薄するようなタイムが出ており、切れない馬やスピード不足の馬には厳しく造られた特殊な馬場だったか。G1開催となるオークスでも高速決着が濃厚と見られていた。

 レースでは桜花賞でも逃げたスマイルカナがハナ。その後ろにクラヴァシュドール、アブレイズと続いたが、奇策に出たのが8枠16番の外から好発を決めてインへ切れ込んだのが横山典のウインマリリン。内の馬場状態がよく、前が残る展開が多い傾向からの決め打ち狙い撃ち。

 ジェンティルドンナのジャパンCで岩田が取った奇襲と同じやり方。あのときも外が伸びない特殊な馬場を警戒して岩田がインを取りに行ったお陰の勝利。これによってオルフェーヴルはまさかの2着と不覚を取った。

 この辺りは百戦錬磨の典らしい読みといえるだろう。ただ、この人いつもまじめに乗ってるわけじゃないのが残念。今回は息子武史の代打だったことで親としての威信も守りたかっただろう。凄いとは思いつつも、普段はやはり手を抜いてるんだなと感じるところもあって複雑。

 極端な位置取りといえば、祐一のリリーピュアハートが出遅れての後方待機と豊のミヤマザクラの謎のポジション取りか。出遅れたリリーはともかくとしてミヤマザクラの乗り方には何がしたかったのか騎乗の意図すら見えてこなかった。こんなことをしていたら今の武豊に頼もうなんて気にはなれないのもわかる。

 松山のデアリングタクトは2枠4番と好枠を引いていた。スタートで出遅れることもなく好位につけたのものの、ここで引いたのが松山の経験の少なさだろう。掛かるところがある馬ということで折り合いに専念することを狙い積極策を取らなかったのは残念。

 短期免許で来日している外国人騎手と日本人騎手との決定的な差となっているのが好位で折り合う技術の有無である。好位の競馬であれば2枠4番は絶好の枠となるが、下げてしまっては進路の確保に苦労するだけのデメリットしか残らなかった。

 意味不明な中団待機の武豊ミヤマザクラに前を譲ってさらに後方の11番手。こんな展開では並みの馬なら勝てる乗り方ではない。外には続々とノーザンの刺客たちが壁を作りデアリングタクトを内に封じ込めた。

 いや、ノーザンの包囲網なんて意地の悪い表現をするよりも当然の帰結である。進路取りが激しくなる直線の攻防で後手後手に回ってしまったのだから。

 だが、そんな絶体絶命の展開も跳ねのけたのがデアリングタクトの加速力だった。下がっていたフィリオキアリと外のマルターズディオサの間が空くとわずかな間を目掛けて一気に突っ込んでいった。

 同じスペースを狙った浜中マジックキャッスルはここで後れを取ったことが致命傷となって4着となっている。仮にマジックキャッスルが先に入っていればデアリングタクトの勝利はなかったかもしれない。

 前に障害のなくなったデアリングタクトは存分に余らせていた脚を駆使して33秒1の切れでウインマリリンを捉えたところがゴール。内へ潜り込みながら仕掛けを急がずに直線でいったん追い出しを持つ老獪さを見せたウインマリリンだったが、さすがに相手が悪過ぎた。

 また、そつなく好位から末脚を伸ばした和田竜二ウインマイティ―も余すところなく能力を出し切った好内容の競馬である。

オークスのラップ構成

勝ち時計 2.24.4/勝ち馬3F:33.1
前後半
3F35.4-34.2後傾1.2
5F59.8-58.9後傾0.9

※現在の東京の芝を考えるとスローといっていい。

完全に上がりの競馬となった中で、好位から脱落した組は距離が敗因濃厚。

レース後のコメント ※ラジオNIKKEIより

1着 デアリングタクト(松山弘平騎手)
「ホッとしています。スタートが良かったのである程度中団を取れるかなと思いましたが、1、2コーナーで2回くらい狭くなったり、ぶつかったりする所があったので、突っ張るよりも一つ下げて溜めることに専念しました。外へ出そうとしましたが少し狭くなったので、切り返して中を狙いましたが、しっかり伸びて強い競馬をしてくれました。馬に助けてもらいました。」

(杉山晴紀調教師)
「1番人気でしたから勝ててホッとしています。今日はマークが厳しくタフな競馬でしたが、この馬の一番の持ち味である強い精神力で乗り切ってくれたと思っています。松山騎手はこの馬の末脚を生かすため、2400mでいかに折り合いを付けて脚を溜めるか、それだけに集中したいと言っていました。彼に任せるという感じでした。次は3冠ということになりますが、しっかり夏に成長させて、もっと強いデアリングタクトを京都競馬場でお見せできるように一生懸命頑張ります。引き続き応援をお願いします」

素直に馬に助けられたとコメントしているだけ好感が持てる。デアリングタクトとの出会いがこれから松山弘平をさらに成長させてくれる期待もある。

オークスについては馬が強かった。だからこそミスがあっても勝てた。それでいい。

次走からは松山が上手かったから勝てたといわれる競馬を目指してくれれば。

2着 ウインマリリン(横山典弘騎手)
「勝ち馬が強かった。現状でもこれだけやれたので先々でも楽しみ」

おそらく2着という結果以外、最高に巧く乗ったのがこの馬。勿論、フローラS勝ちをしているのだから好騎乗だけではなく、馬の力があってこそ。

3着 ウインマイティー(和田竜二騎手)
「良いスタートを切って、思たとおりの競馬ができました。良馬場でもやれると思っていましたが、よく頑張っています。力をつけていますね」

この馬もオークスと好相性の忘れな草組だけにフロックではない。だが、パッと見分かりにくいが、好騎乗だったのが和田。不利もなく馬の能力を存分に発揮させる手綱捌きには渋さすら感じるほどに成長した。最近は特に穴を開けるだけではなく勝つための騎乗が見て取れるようになった。和田が乗るだけでも狙えるといっていい。

4着 リアアメリア(川田将雅騎手)
「久しぶりにこの馬らしさをある程度出してくれました。これをきっかけに秋は力を出してくれればと思います」

一発があるなら東京のオークスしかなかったのがこの馬。川田はまあいつも通り怖さのない騎乗ぶりではあったが、4着と復調気配を見せたのは収穫。府中牝馬やVMあたりで巻き返したい。

5着 マジックキャッスル(浜中俊騎手)
「桜花賞は重い馬場で力を出せませんでした。今日は良馬場で折り合ってレースができました。直線で抜け出すだけといった感じでしたが、中々スペースが見つかりませんでした。能力がある馬です。秋は楽しみです」

6枠12番と悪くない枠だったにもかかわらず、進路取りが不味かったのが浜中。馬の能力に問題はなく馬券に絡めるだけの実力もあった。

別にデアリングとスペースを取り合わなくても外にでも回していれば。

6着 チェーンオブラブ(石橋脩騎手)
「とにかく折り合いだけ気を付けて、直線まで脚を温存して行きました。思った通りのレースはできましたが……」

死んだふりが功を奏しているとはいえ、他の競馬でこれ以上の着を拾えたかどうかは疑問。

7着 ミヤマザクラ(武豊騎手)
「いいポジションでやりたいレースはできた。少しハミをかんだ分伸びきれなかった」

武豊は嫌いではないが、こんなコメントを残しだしたら引退の2文字も浮かんでくる。あれのどこがいいポジションでやりたいレースだったのだろうか。取材できるようなら聞いてみたくなる。

桜花賞は3番手から渋った馬場にノメってポジションが下がったと祐一がいい訳?説明?

巻き返しのポイントは好位からの早め抜け出しだったはずだ。

血統的にも切れる脚のない一族だけに後ろからどうやって差すつもりだったのか。

別に当方も馬券で狙ってはずれた訳ではない。武豊のコメントがこの馬の能力を発揮させることに対し、微塵も感じられなかったことへの個人的な怒りである。

9着 リリーピュアハート(福永祐一騎手)
「スタートで大きく躓いてしまいました。今日のレースはそれが全てです」

藤原調教師はゆくゆくは牡馬と戦いたいと評価していた馬。祐一もミヤマザクラを捨ててこちらを選択した?いや、ただたんに調教師が降ろしたのか。

出遅れがなかったとしても掲示板があったかどうかくらいか。

忘れな草賞で負けている馬。

11着 デゼル(D.レーン騎手)
「能力の高い馬ですが、今日がキャリア3戦目、仕方ないです。スタートも良くなかったですし、後ろの位置になってしまいました。経験を積んで強くなってくると思います」

スイートピーSの勝利で一気に人気馬となったが、キャリアの浅さも露呈した。

確かにあのレース内容は過去に照らし合わせても際立つ走りだったのは間違いない。

だが、新馬、スイートピーと馬の能力だけで勝利していたように厳しいレースを経験していなかったことはG1での大きなネックとなった。

1枠1番緒の最内ながらもレーンはよく外まで導いていた。デアリングのすぐ外で同じタイミングの仕掛け。そこからは案外だったが、馬の差であって騎手が逆ならデアリングは半馬身ではなく楽に突き抜けていたのではないか。

13着 サンクテュエール(C.ルメール騎手)
「今日は強いメンバーを相手に、この馬には長い距離、大外枠と大変な条件でした」

アーモンドアイ以外はやる気のない外人。

他は気の抜けた騎乗ばかりで腑抜けているのが伝わる。

狩りに出なくてもいいエサをもらえる地位に甘えを感じる最近。

15着 クラヴァシュドール(M.デムーロ騎手)
「4コーナーまでは手応え抜群で上がっていきましたが、直線では思ったほど伸びませんでした。馬場もこの馬には少し硬かったかもしれません」

ペース的に早めに仕掛けたことは仕方ないが、責められるほどの影響は出ていない。

チューリップ賞の馬体減でお釣りがないと思われた桜花賞で激走した反動も?

これだけでマイラー扱いするには早い気がする。

16着 スマイルカナ(柴田大知騎手)
「力まずに走っていたので、これならと思いましたが、伸びませんでした。雰囲気も良かったですし、距離なのでしょうか……」

この馬もクラヴァシュドール同様、桜花賞で激走した反動かもしれない。

エイシンヒカリの下でもあり、ここまでばったりと止まったのは意外。

レシステンシアもNHKマイルCを敗れて骨折したように桜花賞は厳しいレースだった。

楽勝したデアリングタクトにはお釣りがあったということ。

確かに桜花賞組は勝ち馬以外全滅といえる。

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