ラッキーライラックの強さが際立った大阪杯(G1)クロノとダノンに世代レベルが見え隠れ

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 5日、日曜阪神メインは大阪杯(G1)が開催。意表を突く逃げの手に出たダノンキングリーが超スローに落としたラップで後方から外を回した組は見せ場なく敗れた。一方、外枠ながらも早めに内を狙った12番クロノジェネシスは2着に好走し、騎手の判断が勝敗の分かれ目となった。

 毎度毎度執拗に触れているのだが、春のG1シーズンになると露骨に馬場をいじって来るのが馬場造園課の恒例行事。例に違わず、高松宮記念でも内前残りでの決着だった。

 ただ、常日頃から疑問に思うのが、なぜ外野の人間である我々が偏重馬場について指摘し続けているにもかかわらず、実際にレースで騎乗している騎手が軽視、またはそれを踏まえた乗り方をしないのか。

 そんな中で内しか伸びない馬場を理解した上で、イン突きを狙ったカデナの鮫島克駿には見どころ十分な競馬だったのではないか。

 レースはスタートをポンと出た横山典弘ダノンキングリーがスッとハナに立ち、これを外から佑介のジナンボーが執拗に追い回す。無能だったのは、ポジションを主張するのはいいが、ケツをつついただけで自分から先頭に立とうとはせず、嫌がらせだけに終わった点。

 また、ダノンキングリーにしても5F通過60.4までスローに落としたのであれば、完全に展開が向いていた訳で、これを勝ち切れなかったのは決定的な力不足を露呈する格好となってしまった。ハイペースのダービーで2400をあわやというところまで走った馬にしては距離を敗因にするには難がある。

 唯一、馬券外に崩れたマイルCSでも輸送だったが、今回の阪神もまた輸送。これが影響しているのか?少なくとも毎日王冠の勝ち方は強さを感じさせる内容だった。距離云々よりも関東の競馬に適性があるのかもしれない。

 クロノジェネシスについては追い切りが超抜で馬の状態は最高。内有利な馬場で外から早めにインを狙いに行った北村友一の好判断は馬場と展開を頭に入れた騎乗だったといえる。敗れはしたが、ダノンを交わして2着に食い込んだことに非常に価値があった。

 振り返ればタイムにしてもダービーは2.22.6でオークスは2.22.8と大差がなかった。内容的にはサートゥルやヴェロックスが外を回して伸びなかった馬場を、外から突き抜けたラヴズオンリーユーの方が強い内容で勝っている。

 これを踏まえればクロノがダノンに勝った理屈は通る。そして勝ち馬のラヴズオンリーユーはエリ女でラッキーライラックに敗れ、その後ろにいたクロノジェネシスも完敗したなら結果に符合する。

 川田のブラストワンピースは予想でも触れた通りの負け方。出脚のあまりよくない馬を川田も促しながらポジションを上げようとするが、もっさりとした体の造りからか機動力がない。人気を背負っていることもあり、早々に諦めて外を回したが直線入っても伸び切れず。

 軽い馬場で出入りの激しい競馬が向かないタイプだけにこの時期の阪神芝2000は力を発揮出なかったか。それでも3歳の毎日杯では阪神芝1800を快勝していたように大竹調教師の手腕にも大いに疑問が残る。素質馬の足を引っ張ってエサヤリ師と揶揄されるのも頷けるかもしれない。

 昨年は絞るのに苦労をしてらしさがなかったと言っていたが、調教を軽くしてぬるい調整しかしなかったのは実質の無能宣言ではないか。かつての主戦・池添は昨年の大阪杯敗戦で責任を取らされた格好だったが、川田を乗せたところでこの結果である。替えるのは騎手ではなく厩舎だろう。

 ワグネリアンは祐一がラッキーライラックの位置が欲しかったとコメントしていたが論外。こんな走りで祐一を責めるのはただのヘイトスピーチに過ぎないだろう。どうやっても勝つイメージはわかなかった内容だ。古馬になったディープ産駒らしく賞味期限切れの臭いが強い。

 政人さんをダービージョッキーにするために生まれたウイニングチケットのように、福永祐一をダービージョッキーにしてくれた馬。それだけで十分ではないか。

 勝ったラッキーライラックは、内過ぎず外過ぎずの5枠5番もちょうどよかった。前走の中山記念の走りを見ると、大阪杯でのダノンキングリー逆転は容易に想像できた内容だった。ただでさえ、そう感じられた上に、中間で松永幹夫が順調に調整できていなかったことを暴露。今回は万全の態勢なら上積みは期待出来た。

 ただ、2着クロノジェネシスとクビ差でしか勝てなかったことには不満がある。手応えの違いで勝利を確信したミルコがゴール前でガッツポーズをして追わなかったにしろ、馬の力的にはもっと突き放して勝っていた。直線に入るまでの勝負所でミルコが動かなかったのは、ワンテンポ仕掛けのタイミングが遅かったようにしか思えない。

 馬に余力があったお陰で狭いところをこじ開けたように見えるのだが、普通に外に出していても1馬身は離せていただろう。あそこで我慢したからこそ先に仕掛けたクロノを凌げたという見解には同意するつもりはない。

 エリ女で完勝しているように2頭の力差はもう少しある。

大阪杯のラップ構成

勝ち時計 1.58.4/34.2
12.9-11.7-12.3-11.9-11.6-12.1-11.7-11.3-11.2-11.7
36.9-48.8-60.4
58.0-45.9-34.2

※後傾2.4というG1にしても詰まらない超スローペース。

上がりだけの勝負となったため、前の馬がそのまま入線した。

G1昇格前は外枠も来ていたが、昇格後は典型的な内前馬場

昨年も酷かったが、今年もやはり同様。

これは桜花賞でも必然的に再現するため、注意が必要。

昨年穴をあけたシゲルピンクダイヤは外枠から内へ潜り込んでの好走。

レース後のコメント ※ラジオNIKKEIより

1着 ラッキーライラック(M.デムーロ騎手)
「前走は香港のレース以来で、反応があまり良くありませんでした。今日は仕上がっていましたし、3コーナーから4コーナーでハミを取って、抜群の手応えでした。最後は余裕があって、ゴール手前でガッツポーズをしてしまいましたが、強い勝ち方でした。牝馬でも男っぽく性格の強い馬です。能力がありますね」

 中山記念の直線入り口での反応の悪さは馬券外も覚悟したくらいだった。また、ミルコのG1勝利は昨年オークスのラヴズオンリーユー以来。確かに以前ほどの存在感はなくなったが、それでも日本人騎手よりは断然上手い。

(松永幹夫調教師)
「このメンバーで勝てたことが嬉しいですね。スタートが決まって、自然に良い位置がとれたことが大きかったです。ダノンキングリーが逃げたことで、目標にすることができました。道中は手応え良く走って、直線は前が開いたら伸びるだろうと思っていました。昨年の秋から強くなって、ここまで来たかという感じです。以前なら馬込みをこじ開けることはできませんでしたからね。まだレースが終わったばかりですから、次はわかりません。オーナーサイドと相談してこれぐらいの距離を走らせたいですね。今回は思った通りの調教ができて、中間も順調にいきました。これからもっと強い馬と競馬をすると思うので、頑張ってもらいたいですね」

 幹夫てめえ。調子いいこと言ってんじゃねえよ。それはともかくこの相手に勝ち切れることを証明できたのは大きい。当方もサラブレに注目馬として寄稿した際には牝馬3冠を取れる器と書いた馬。よりによってアーモンドアイなんていう化け物がいたから明暗が分かれてしまったが、オルフェーヴルの代表産駒として古馬になっての成長力も見せてくれたことに満足。

 昨年春の石橋脩のクソ騎乗は絶対に許さない。外子機人騎手が乗った途端にG1を2回勝つんだから騎手に問題があるというのは正しかったということ。

2着 クロノジェネシス(北村友一騎手)
「外枠でも理想の位置で競馬ができました。テンションが高いと聞いていましたが、落ち着いてレースができました。折り合いを欠くことはなくて、リズム良く運べて、抜け出しても脚を使ってくれました」

 古馬相手の京都記念快勝は、現4歳の世代レベルを計るには絶好の目安となった。今年に入って4歳世代が悉く重賞で通用しなかった背景には世代全体というよりもトップ級だけ抜けて強かったという側面が明らかになった。

 2歳の秋の東京で驚異的な勝ち方をして注目した馬。北村が問題だったのは確かだが、当時からすれば北村の成長も追いついてきた感はある。いい馬に乗って経験を積まないと騎手も成長しないだろうから、結果で証明できたのではないか。

3着 ダノンキングリー(横山典弘騎手)
「スタートが思った以上に良く、行く形になりました。道中はぴったり(後続馬に)来られました。そんな中でもよく頑張ってくれました」

 今回の敗因は逃げてしまったからではない。逃げてしまったお陰で馬券に残れたのが真実だろう。これまでは、比較的期待の大きかったこの馬だが、この展開で勝てないのは馬が弱いからという結論しか出ない。差しを選択していたらカデナが3着だっただろう。

 輸送に原因があるなら関東専用機と考えるのも必要かも。

4着 カデナ(鮫島克駿騎手)
「今週からBコースに替わって、昨日今日と競馬を見てインが伸びていましたし、この枠でも外を回らないように気を付けていました。手応え通り伸びてくれていましたが、すごく惜しいです」

 このようなコメントを騎手の口から聞けたのは斬新だった。どいつもこいつもバカばかりと思わなくて済んだ。克駿には考えるだけの頭があったと評価したい。

5着 ワグネリアン(福永祐一騎手)
「非常に良い状態で、いつも以上に落ち着いていました。スタートも出ていますが、ラッキーライラックが速くて、取りたい位置が取れず、もう一列前が欲しかったです。持ち味を発揮できず残念です。申し訳ないです」

 レース前に自らが課題としていたスタートを出たのに結局ポジション取りに失敗しているのが、祐一らしいというかまあ祐一だから仕方がないのだが。

 かといってこれで叩くのは間違い。どう乗ったら勝てたのか説明して欲しい。

 責めるところがあるなら、ポジションを取れなかったのは覚悟がないから。

7着 ブラストワンピース(川田将雅騎手)
「こういう流れになることが考えられたので、ポジションを取りに行きたかったのですが、周りの方が速くて……。馬は精一杯頑張ってくれました」

 いつもは強引に内に拘るのが、人気を背負っていた分、外に出しての敗戦。G1の川田は巧いとは思わないが、これを川田のせいにするのは無理がある。ワグネリアンと同じで勝てるイメージがわかない。

(大竹正博調教師)
「出して行ったのですが、他も出て行ったので、相対的に後手後手になりました。一番嫌なパターンになりました。去年と同じ形でした。内にスペースがなくて、どうしようもなかったです。返し馬の雰囲気が良かったですし、状態の問題ではないと思います」

 無能ここに極まれりというレース選択と調教の放棄。ブラストワンピースは非根幹距離の方が好走しやすいタイプでもあり、使うなら大阪杯よりも馬場の荒れだす宝塚記念だろう。

 逆にサートゥルナーリアこそ大阪杯向きの馬で、シルクもノーザンもこの選択は明らかに間違えている感がある。

12着 ロードマイウェイ(武豊騎手)
「スタートは出たと思ったのですが、トモをひねって少し躓くような形になりました。(この馬本来の)良さを感じないレースになりました」

 金鯱賞の時点ですでにまともな走りをしていなかった。

 道中の行きっぷりも悪く、カデナに前に割り込まれたほど。

 見限るのは早計だろうが、次は無理に買わずに好走してから見直した方が無難か。

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