スプリント戦こそG1未勝利とはいえ、マイルから中長距離まで幅広い距離適性を見せていたディープインパクト産駒の傾向にちょっとした異変が続いている。
今年の重賞はここまで13回の開催。ダートは元から苦手であり、いつも通りといえる。
だが、得意なはずの芝の重賞で4勝すべてが芝1600のみ。
こなせるはずの芝中距離戦で勝てていない。
以下は今年の重賞一覧である。
■2020年ここまでの重賞レース勝ち馬 日付 開催 レース名 馬名 性齢 騎手 人気 距離 種牡馬 0209 東京 東京新G3 プリモシーン 牝5 M.デム 4 芝1600 ディープインパクト 0209 京都 きさらG3 コルテジア 牡3 松山弘平 7 芝1800 シンボリクリスエス 0202 東京 根岸SG3 モズアスコット 牡6 ルメール 3 ダ1400 Frankel 0202 京都 シルクG3 アウィルアウェイ 牝4 川田将雅 3 芝1200 ジャスタウェイ 0126 中山 AJCG2 ブラストワンピース 牡5 川田将雅 1 芝2200 ハービンジャー 0126 京都 東海SG2 エアアルマス 牡5 松山弘平 2 ダ1800 Majestic Warrior 0119 京都 日経新G2 モズベッロ 牡4 池添謙一 2 芝2400 ディープブリランテ 0119 中山 京成杯G3 クリスタルブラック 牡3 吉田豊 7 芝2000 キズナ 0118 小倉 愛知杯G3 デンコウアンジュ 牝7 柴田善臣 9 芝2000 メイショウサムソン 0113 中山 フェアG3 スマイルカナ 牝3 柴田大知 3 芝1600 ディープインパクト 0112 京都 シンザG3 サンクテュエール 牝3 ルメール 2 芝1600 ディープインパクト 0105 京都 京都金G3 サウンドキアラ 牝5 松山弘平 3 芝1600 ディープインパクト 0105 中山 中山金G3 トリオンフ セ6 M.デム 2 芝2000 タートルボウル
勿論、重賞4勝は立派なもので種牡馬成績でも突出しているのは確か。
とはいえ、勝ったのが京都金杯(G3)、シンザン記念(G3)、フェアリーS(G3)、東京新聞杯(G3)とマイル重賞ばかり。
これまでの同馬の活躍を考えるとこれには少なからず違和感を覚える結果である。そこそこ人気馬が出走している中での未勝利は、やはり何か関連があるのではないかと考えたくもなる。
軽い、速い、切れるというのはディープインパクト産駒の特徴で、これまで数多くの上がり勝負での強さを見せて来た。
ところが、東京新聞杯のプリモシーンこそいかにも切れるディープの勝ち方だったものの、京都と中山の勝利はいずれも好位抜け出しや逃げての勝利。
そこでプリモシーンの上がり3Fが33.6に対し、サウンドキアラは開幕京都で34.6、サンクテュエールは35.5、スマイルカナは逃げて35.0と前々での競馬だった。
これらを踏まえると「馬場が重い」とマイラー化するのではないかという推測。
力のいるいわゆる時計の掛かる馬場が得意でないことはダートが苦手なディープの特性に合致する。
今年の開催は中山も京都も馬場が重く、例年のような軽さはない。
これがディープの距離適性を狭めているとすればしっくり来る。
昨秋の重賞戦線でも東京開催のレースで切れを武器に好走した馬が、揃って馬場が重い京都の本番で凡走を繰り返したことと因果関係がないとは言い切れない。
現実に昨年の同時期では日経新春杯をグローリヴェイズ、きさらぎ賞をダノンチェイサーとディープ産駒が勝利したが、いずれも切れ勝ってのもの。
先日のきさらぎ賞はこの仮説のサンプルとしてはちょうどいい。
ディープのアルジャンナは外から差し切れなかった上に、同じくディープで切れ勝負で負けないはずのストーンリッジもまた、シンボリクリスエス産駒コルテジアに逆に差し切られてしまうという大失態である。
ディープがクリスエスに切れで返り討ちにあうなんてことはなかなかのレアケースではないだろうか。
単なる偶然としてはさすがにサンプル数が増え過ぎている気がするのは気のせいではない?
当然ながら共同通信杯(G3)、京都記念(G2)でもこの傾向は無視できない重要事項となる。
これについてはそれぞれのレースの展望で触れてみたい。
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