横山一家もビックリの神騎乗に驚愕…期待の若手が魅せた芸術的ラップ【WIN5反省会】
今日は松本君だけでメシが食えるぞ
阪神10RオークランドTRT(3勝)ダ1200
予想記事でも入念に能力比較を検証したレース。実際にここで◎テーオーエルビス1点に迷いはなかった。
まあ負けた相手がみんな強過ぎただけで、今回は相手関係が全然楽。当初は警戒したストレングス、ノボリショウリュウ、ネグレスコが234着に来ていたことに戸惑いはあれど、おそらく勝ち目はないなという結論だった。
唯一の不安があるならガシマンが後ろに下げ過ぎないかだけ。前走は舐めたレースをして馬に助けられる勝利。調教師から仕掛けが遅いと小言を言われていたから杞憂だったかもしれない。
また、週末の雨でダートが湿って前残りになる心配も好天に恵まれて解消。これはもうゴーサインである。
かといってWIN5で単勝1倍台の馬は2回に1回すら勝てない信頼性。いつもならどうやったら負けるのかを調べるけど、負けようがないと判断した。
そりゃあ単勝1.3倍の馬が楽勝したことを予想通りと自画自賛しても大袈裟だけど、これが普通の馬券ならともかくWIN5では別物。1点勝負に成功すれば実質WIN4で済ませることが可能なのだから、ドキドキもワクワクも段違いなのだ。
ジョッキーコメント
1着 テーオーエルビス 坂井瑠星
「何も言うことがない内容。このまま無事に成長してもらえれば」
2着 ストレングス 岩田望来
「いい形で先行できたが勝ち馬が強かった。このクラスでは力上位なので改めて」
3着 ノボリショウリュウ 高杉吏麒
「ゲートもスムーズに出てくれ、道中も問題なく走り切ってくれました」
4着 ネグレスコ 秋山稔樹
「最後は内にスペースができてしまい、締める余裕もなく馬にも余力は残っていませんでした。今の雰囲気や、競馬の内容を持続できれば、どこかでチャンスは来ると思います」
中山10RセプテンバーS(3勝)芝1200
2レース目のここも1番人気マックアルイーンが単勝1.6倍の断然人気に支持された。
だが、テーオーエルビスと違ってこちらは隙だらけ。
というのも当方が自信の本命馬ルージュラナキラを用意していたからである。
当然ながら秋の開幕中山は行ったもの勝ち。追い切りよくチークピーシーズからブリンカーに変えてきたアシャカタカの前残りなんかも警戒したが、1着という意味では足りてないと考えて買い目から外した。
ルーフがスタート前のアクシデントで除外になったが、別に出て来ても負ける気がなかったし問題なかっただろう。
驚いたのはマックアルイーンのルメールが出遅れたことの方。後ろにいた分だけいい脚を使えるからで遅れなかったとしても勝てたとまでは思わない。
むしろ不安要素でしかなかった克駿にしては綺麗に乗ってくれたのではなかろうか。
同じ3歳馬でセックスアローワンスと同じ2キロ差でしょ。勝つべくして勝ったレースじゃないかな。なぜそこまで自信があったのかは予想記事を参照してください。
ジョッキーコメント
1着 ルージュラナキラ 鮫島克駿
「返し馬から弾んでいました。3歳牝馬でも落ち着きがあり、いいポジションで運べましたし、すべてがうまくいきました」
2着 マックアルイーン ルメール
「いつもスタートは速くない馬で、今日も遅れてしまいました。ペース的にちょうど良かったし、勝ち馬の後ろで運べたが、相手の斤量も軽かったので届きませんでした」
3着 アシャカタカ 菊沢一樹
「ブリンカー効果がありました。このレースは昨年も3着に走っていますし、やはり力があります」
※一樹君は上手いんだよ。
札幌11R丹頂S(OP)芝2600
前半3レースで最も自信がなかったのはここ。その証拠に予想記事でも印の優劣をつけることさえままならなかった。
それでもただひとつ、信じたかったのは浜中俊の取りこぼし。体内時計の壊れている浜中君は距離が延びれば延びるほど下手になるのは周知の事実(ホンマか?)。データ理論派の小生も数字の裏を取っての話だから割と当たってるはず。その逆に浜中だからと狙い撃ちしたのが先週のリラボニートだったわけである。
まあそれにしても度肝を抜かれたのはミステリーウェイの大逃げよね。前回のWIN5で◎打ってさ、謙ちゃんが思ったように乗ってくれなかったって愚痴ったのもこの馬。ちょうど7歳馬が夏競馬で全敗していて悩ましかったんだよなあ。
でも今回は◎打っていた馬の上に割と評価している松本君。ススキノで遊んでいるアイツよりはなんか面白いことをやってくれるのではないかと期待した。
予想記事でも触れていたけど、テーマにしたのはゴールデンスナップが負けたことのある相手。昨年は好騎乗した大輔のショウナンバシットに負け、2年前はミステリーウェイに負けていた。
それでもこのレース展開は不思議。これ見せられると玉砕覚悟のパンサラッサみたいな大逃げをしているように映るじゃない?
ところがですよ。ラップを見ると前半1000m通過62秒6なわけ。馬場状態が稍重だったにしても、後続をここまで離していればセーフティリードになり得る。
で、後半1000mのラップが62秒4を刻んでいたのを見てもう一度驚く。松本君、これ結構すごいことやってるんでねえかって。
そのカラクリを説明すると彼が刻んだ絶妙なラップ構成だ。
13秒6-12秒3-12秒2-12秒5-12秒0(62秒6)
13秒2-13秒3-13秒3
13秒1-12秒9-12秒4-12秒0-12秒0(62秒4)
地味な騎手でローカルメインだから、ウチのサイトくらいでしか絶賛されないんだろうけど、こんな美しいラップはなかなかないよ。
みんな何となく察してると思うけど、この刻み方って横山一家が得意とする菊花賞(G1)、天皇賞・春(G1)の必勝法なんですわ。
前半飛ばして後続に諦めさせ差を広げる
中間で徐々にラップを緩めて息を入れる
残りで再加速して後続の脚を封じる
これだよこれ。
なんつったって前後半5Fで0秒2の差しかないのが特筆。そして驚くべきは残り1200mから加速ラップを刻み続けている点だ。これじゃいくら追い上げても前の馬が止まらないのだから追いつけない。
そう考えると浜中俊はよくよく運がない男かもしれない。普通に乗れば勝てたレースで松本君がとんでもない神騎乗を演じていたのだからさ。これ意図的に作ったラップだから本当に凄い。松本君はちょくちょく気にしていたけど、こんなことをやってのけるまで密かに成長していたならヤバいぞ。
ゴールデンシロップ…敬意を表して
フルール…佐々木大輔なら
エンドウノハナ…泉谷君は上手いとは思えないけど配当妙味
ミステリーウェイ…一度使われた上昇に期待、松本君も妙味
サンライズソレイユ…荻野琢真は好きなんだよ
ランスオブクイーン…斎藤新の意外性
アスターブジエ…立て直し効果あれば
予想で話した松本君に妙味は結果的に正しかった訳だけども、こんなビックリ仰天のラップを刻んで勝っていたのはリアタイじゃ気づかなかったね。
長距離で巧い騎手は見どころがある。こんな刻み方は圭太ちゃんや浜中俊には絶対に無理だもの。
マジでかなり見直したよ松本君。セントウルS(G2)の川田も上手かったけど、今日のWIN5で最も感動したレースは間違いなくこれ。おじさんが女なら潮吹いちゃうよ。
松本大輝の今後を見守りたい
今日の収穫はこれだね。
ジョッキーコメント
1着 ミステリーウェイ 松本大輝
「後ろを気にせず、この馬の機嫌が悪くならないペースを維持しました。コーナーでは絶対動かず、直線、直線で引き離して、完璧な騎乗ができたと思います」
※完璧過ぎるよ、ビューティフル、ファンタスティック(失禁
2着 ゴールデンスナップ 浜中俊
「頑張って走ってくれましたが、勝ち馬には及びませんでした。このひと叩きで状態も良くなってくると思います」
※不運だったけど騎手の差だねこれ
3着 エンドウノハナ 泉谷楓真
「2着馬の後ろから向正面でついて行きたかったのですが、流れが急に速くなった時について行けませんでした」
4着 キミノナハマリア 黛弘人
「メンバーを考えて、スタートを出ればこの形でもと思ってました。ゲートさえ出れば走るし、2000mでも大丈夫です」
本日のWIN5
終わってみれば5→6→7→7→7のコロナ決着。
おじさんの買い目
全体の読みは前半2つを限りなく少ない点数で済ませて、後ろ3つを穴狙いで勝負する見立て。こちらの目論み通りに前半2つを抜け、勝負どころの3つ目で9番人気を引けた。
2レース目でルメールが1倍台を飛ばしており、これも2回高配トリガー。東西メインのトウシンマカオ、ママコチャやリンクスティップも怪しいと疑っていたわけで、ここまでうまく事が進むとかえって気持ち悪いくらいだった。
念には念を入れて後ろの点数を確保したのだけど、カンチェンジュンガとケリフレッドアスクは読めなかったなあ。
俺さあ、レース前はこれどうやったらハズれるんだろうって思ってたの正直。それくらい自信持ってたのにまさかのオチだったね。
ラストのジョスランはルメカスが悪いから、これでWIN4の人はブチ切れていいと思う(笑)
あとさあ、前が堅いから予想をしない作戦もありっちゃありだねって話もしてた。
自信の1点と2点から残り3つの全通り買い。これ5000点の50万円の予算で買えてしまう。
これが富豪買いの破壊力だよなあ。
50万の出費でも1300万の払戻しなら安いもんよ。
こういうのを涼しい顔でやれる資金力が欲しいぞ。
やってる連中はもうやってるだろうしね。
それがキャリーの出なくなった理由だと確信してるんだ。
てことでまた来週。









