【共同通信杯2020】武豊マイラプソディ強過ぎて勝てない!?歴史が紐解く危険な人気馬の条件とは

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 16日の東京11Rは共同通信杯(G3)が開催される。3歳牡馬は朝日杯FS(G1)勝ちのサリオス、ホープフルS(G1)を勝ったコントレイルが他馬を大きくリード。これに続くのが、京成杯(G3)を粗削りながら強い勝ち方をしたクリスタルブラックだろう。

 そんなライバルに対して、満を持して登場するのが武豊ファンを公言するキーファーズの大本命マイラプソディだ。

 中京のデビュー戦・芝2000mをモノの違いを見せて勝つと、次走野路菊Sでは33.4の切れで5馬身差の大楽勝。初の重賞挑戦となった京都2歳S(G3)も、評判馬ミヤマザクラを下して無傷の3連勝を決めた。

 500キロを超す恵まれた馬体から繰り出される鬼脚、「絵になる男」武豊の騎乗で人気もうなぎ上り。気になる点があるとすれば、まるでディープのような後方待機策からの追い上げで勝って来ていることか。

 人気の差し追込み馬というのは常に展開に左右されやすい。先にゴールした方が勝ちとなるのがレースなのだから基本的には前にいる馬が有利である。末脚不発で不覚を取る可能性も全くない訳ではない。

 まずは共同通信杯過去10年の勝ち馬の人気から振り返る。

共同通信杯過去10年
◆人気別集計
集計期間:2010. 2. 7 ~ 2019. 2.10
—————————————————
人気 着別度数 勝率 連対率 複勝率
—————————————————
1番人気 1- 3- 2- 4/ 10 10.0% 40.0% 60.0%
2番人気 2- 2- 1- 5/ 10 20.0% 40.0% 50.0%
3番人気 4- 2- 2- 2/ 10 40.0% 60.0% 80.0%
4番人気 1- 0- 2- 7/ 10 10.0% 10.0% 30.0%
5番人気 0- 1- 1- 8/ 10 0.0% 10.0% 20.0%
6番人気 2- 2- 0- 6/ 10 20.0% 40.0% 40.0%
7番人気 0- 0- 0- 10/ 10 0.0% 0.0% 0.0%
8番人気 0- 0- 0- 9/ 9 0.0% 0.0% 0.0%
9番人気 0- 0- 1- 8/ 9 0.0% 0.0% 11.1%
10番人気 0- 0- 1- 8/ 9 0.0% 0.0% 11.1%
11番人気 0- 0- 0- 7/ 7 0.0% 0.0% 0.0%
12番人気 0- 0- 0- 5/ 5 0.0% 0.0% 0.0%
13番人気 0- 0- 0- 3/ 3 0.0% 0.0% 0.0%
14番人気 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0%
—————————————————

 3番人気以内の勝率が7割なのはおかしくないとはいえ、1番人気が1勝しかしていない事実は無視できないデータ。1番人気で唯一勝利したのはイスラボニータ。

 では種牡馬別成績を見てみたい。

◆種牡馬別集計
集計期間:2010. 2. 7 ~ 2019. 2.10
ソート:着別度数順
——————————————————–
種牡馬 着別度数 勝率 連対率 複勝率
——————————————————–
ディープインパクト 3- 3- 6-15/27 11.1% 22.2% 44.4%
フジキセキ 2- 1- 0- 1/ 4 50.0% 75.0% 75.0%
ステイゴールド 2- 0- 0- 3/ 5 40.0% 40.0% 40.0%
マンハッタンカフェ 1- 1- 0- 2/ 4 25.0% 50.0% 50.0%
ハーツクライ 1- 0- 0- 3/ 4 25.0% 25.0% 25.0%
オウケンブルースリ 1- 0- 0- 0/ 1 100.0% 100.0% 100.0%
キングカメハメハ 0- 1- 1- 4/ 6 0.0% 16.7% 33.3%
ネオユニヴァース 0- 1- 0- 3/ 4 0.0% 25.0% 25.0%
ダイワメジャー 0- 1- 0- 2/ 3 0.0% 33.3% 33.3%
ローエングリン 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
エイシンサンディ 0- 1- 0- 0/ 1 0.0% 100.0% 100.0%
ゼンノロブロイ 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0%
エイシンフラッシュ 0- 0- 1- 1/ 2 0.0% 0.0% 50.0%
——————————————————–

 ディープインパクト産駒の出走頭数が多いのは、イコール重賞級の馬が多数いた証明。

 再注目の種牡馬がディープインパクトであることに異論なし。

 では、過去10年で単勝1倍台に支持された馬の成績を確認する。

共同通信杯過去10年
◆単勝1倍台に支持された馬
日付  馬名        騎手 着 状 単
2019 アドマイヤマーズ  デム 2着 良 (1.7)
    (3番人気ダノンキングリー)
2018 グレイル      武豊 7着 良 (1.8)
    (6番人気オウケンムーン)
2016 ハートレー     横山 9着 稍 (1.9)
    (6番人気ディーマジェスティ)
2015 ドゥラメンテ    石橋 2着 良 (1.8)
    (3番人気リアルスティール)
2012 ディープブリランテ 岩田 2着 良 (1.4)
    (2番人気ゴールドシップ)
2010 アリゼオ      ルメ 3着 良 (1.8)
    (3番人気ハンソデバンド)

 10年だから10回中6回単勝1倍台の断然人気馬が出走してすべて敗退。

 要は6頭出走して全滅なのである。

 早め先頭から差されたのはアドマイヤマーズとディープブリランテの2頭。

 残り4頭は末脚不発で敗退。

 ドゥラメンテに関しては脩の騎乗ミスと内から上手く立ち回ったリアルスティールだから誤差の範囲。

 では断然人気馬を負かした馬たちをピックアップしてみる。

共同通信杯過去10年
◆1倍台の馬を負かした馬
2019ダノンキングリー 2戦2勝 ディープインパクト
2018オウケンムーン  3戦2勝 オウケンブルースリ
2016ディーマジェスティ3戦1勝 ディープインパクト
2015リアルスティール 1戦1勝 ディープインパクト
2012ゴールドシップ  4戦2勝 ステイゴールド
2010ハンソデバンド  4戦2勝 マンハッタンカフェ

 なるほど、キャリアの浅いディープインパクト産駒が刺客となっていることがわかる。

 最後に触れておきたいのは武豊の共同通信杯過去10年の成績。

共同通信杯過去10年
武豊の成績
2019クラージュゲリエ (4番人気)3着
2018グレイル     (1番人気)7着
2017エアウィンザー  (3番人気)6着
2016スマートオーディン(2番人気)6着
2011ダノンバラード  (1番人気)9着

 過去10年で5回騎乗して5戦全敗。

 最も人気のなかった4番人気クラージュゲリエが最先着となる3着。

 それ以外は1番人気2回、2番人気1回、3番人気1回だが、掲示板にすら載れていないのは不振といっても支障はなさそうだ。

 当欄はデータを検証するスタンスだけにあくまで過去の結果から検証しているに過ぎない。これだけでマイラプソディが即、危険な人気馬と結論付けてしまうのは早計なのは百も承知。

 18年グレイルとマイラプソディの臨戦過程が少しにしているのは引っ掛かってはいるが・・・。

グレイル
  • 父ハーツクライで新馬、京都2歳S(G3)をいずれも上がり最速で快勝
  • 京都2歳で負かしたタイムフライヤーはホープフルS(G1)初代勝ち馬
  • 東京コース未経験
  • 鞍上には武豊 

共同通信杯には2戦2勝で臨み、単勝1.8倍に支持されたが見せ場なく7着敗退

マイラプソディ
  • 父ハーツクライで新馬、野路菊賞、京都2歳S(G3)をいずれも上がり最速で快勝
  • 京都2歳で負かしたミヤマザクラは当時のタイムフライヤーより見劣る
  • 東京コース未経験
  • 鞍上には武豊

共同通信杯には3戦3勝で臨み、おそらく単勝1倍台が濃厚?

 仮にもしマイラプソディが不覚を取るようなことがあるなら、おそらくフィリオアレグロではないだろうか。

  • 兄サトノクラウンの良血でミルコが騎乗
  • 父はディープインパクト
  • デビュー戦は良血レッドルレーヴを破り、3着馬は6馬身離されたマッチレース
  • 1勝馬とはいえ、東京芝2000mを経験済
  • 不調だったミルコが東京新聞杯では久々にミルコらしさを見せる技あり騎乗

 いずれにしてもWIN5で買うなら2点で済ませればいいだろう。

 馬券を買うならフィリオアレグロの単で色気を出してみたい。

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