第76回優駿牝馬はミッキークイーンが1番人気ルージュバックを差し切り優勝。ルージュ2着レッツゴー10着

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2015第76回優駿牝馬(G1)のレース結果分析

雨予報だったのが好天に恵まれて良での開催。

黛に行くだけの度胸はないんじゃないかと疑っていたのだが、
予想外?に逃げてペースはスロー。

逃げたけれどもスローというのが今日の展開には大きく左右した。

現在の東京の馬場状態からするとかなり遅いペースで、
1000m通過は1.01.3。

場合によっては逃げる可能性もあった内田シングウィズジョイは3番手。
番手のローデッドも絶好の展開に。

スローなのはスローで仕方がないとはいえ、
それでは済まされないことをしたのが岩田ドンキ。

折角の最内枠を活かすことなく手綱をずっと引っ張り通し、
馬が掛かるのはともかくとしてあそこまで引っ張らなくても。

桜花賞では好判断をした岩田がオークスでは足かせ。
大一番でジェットスキーなんてしている場合じゃない。

直線に入ったときには既に余力もなく
外から差し馬が襲い掛かってきたときには抵抗できなかった。

終わってみてからわかったのだが、
前半あれだけスローだったのにもかかわらず、
直線では差し馬が台頭した。

スローならば2400mでも上がり33秒台がいても不思議ではないのに、
最速上がりがミッキークイーンの34.0。

◆ラップごとのタイム
12.5-10.6-12.5-13.0-12.7-12.6-12.5-11.9-11.9-11.3-11.6-11.9

1000m通過は1.01.3ながらも1200m12.6-1400m12.5と平均ラップから一転、
残り1000mでは58.6の急流となり、一気に消耗戦に変貌。

先行組には息の入らないタイトな展開となってしまった。

 

■東京11R 優駿牝馬(G1) 芝2400 定量
1着ミッキークイーン浜中2.25.0 34.010-09池江泰寿3
2着ルージュバック戸崎2.25.13/434.505-05大竹正博1
3着クルミナル池添2.25.21/234.408-08須貝尚介6
4着アースライズ三浦2.25.534.312-12矢作芳人13
5着アンドリエッテ川田2.25.6クビ34.315-14牧田和弥7

■オークスレース映像

◆各馬についてのコメント

1着ミッキークイーン

忘れな草賞組からの優駿牝馬の優勝はチョウカイキャロル。
と言いたくなるが最近ではエリンコート以来。

この馬の場合はクイーンCの走りからも通用の下地はあると言われており、
忘れな草賞のレベルがどうこうというのとは別に考えておきたい。

クイーンCは出遅れてもないのに最後方なんかにいた浜中が悪い。

そもそも桜花賞除外に恨み節も聞こえて来たが、
これには陣営の使い方の問題もあったのではないか。

思い返せば現場で桜花賞を観戦したときの9Rが忘れな草賞。
残念ながらレースを見てもそれほど強い印象は残らなかった。

桜花賞のレッツゴードンキの4馬身差の方がインパクトは強烈。

ところが今日のレース振りはなかなかの強さ。
道中いつもより積極的に中団。

ルージュバックとクルミナルが一騎打ちとなって
ルージュが競り勝ったところを外から一閃。

少なくとも今日の展開に限っては前にいたことが、
仇となってしまったルージュバックには厳しい結果。

それもこれも戸崎が桜花賞での消極的な乗り方を
意識し過ぎたがゆえの過ち。

だが王道のレースをしたのがルージュバックであり、
この結果でミッキークイーンの方が強いと論じるには早計。

2着ルージュバック

桜花賞のミスを肝に銘じて積極的に外目の4番手から。

戸崎から失地回復の強烈な意思を感じる。
この時点でルージュが飛ぶようなこともないんだなと理解。

レースは真っ向からクルミナルとの戦いを制し、
さすがの底力を見せたまではよかったものの、
クルミナルのさらに外から強襲したミッキークイーンに敗れる。

凱旋門云々はもはや無理筋となりつつはあるが、
牝馬では最強馬を名乗る資格は十分見せられた。

3着クルミナル

ゲートを嫌がってなかなか入らずに他馬に迷惑を掛ける。
最後は目隠しをされてのゲート入り。

奇数番先入れの馬達には妨害行為以外の何物でもない。
ゴールドシップもそうだが須貝厩舎はゲート入りをもう少し何とか。

桜花賞でチューリップ賞の悪評を払拭したとばかり考えていたが、
なぜかそれほど人気せず6番人気の低評価。

ルージュバックが見える位置をキープしながらのレースは、
池添の勝負勘とセンスを感じた。

マークしたルージュバックに返り討ちに遭い、
さらに後方からのミッキークイーンにまで差されてしまったが、
この馬自身の力は十分に見せた。

5着アンドリエッテ

後方まま。
ペースの上がった3,4コーナーで勝負を仕掛けた上位馬に対して、
直線に入るまで何もしなかった川田。
いつまでハープスターに乗っているつもりなのだろうか。

7着ココロノアイ

この馬のマイル戦のスピードを見ている限りでは、
どうにも反応が良過ぎるのが気になっていた。
7着は悪くはないが距離も長いのだろう。

9着クイーンズリング

ミルコなら何かしらやってくれるのではないかと期待。
残念ながらこの馬に2400は長すぎたようだ。

10着レッツゴードンキ

本日の糞騎乗大賞。
最内にもかかわらずジェットスキーのみならず、
道中では立ち上がりそうなほど馬と喧嘩をしていた。

この馬が逃げなくとも番手くらいで折り合っていれば、
ここまでの擁護しようがない惨敗を喫することはなかったのではないか。

桜花賞は確かにすべてが上手く行き過ぎた。
とはいえここまで真逆のレースをする必要はなかった。

桜花賞をあまりに楽に勝った馬はスピードがありすぎて
距離が持たないことはよくあるがそれとこれとは別物。

同じ負けでも能力を出し切っての負けならファンも納得できたが・・・。

岩田は計算ではなく野性の本能で乗るタイプだけに
考えたのが最大のミス。

■総括

オークスの結果としては1,2,3着馬は強いレースをしており、
G1レースの格としては問題ないレベル。

また、池江厩舎は牝馬のG1勝利がこれが初めてだったのが意外。

厩舎としては牝馬三冠を狙っていた馬だったとのこと。

それだけの馬を浜中に任せた厩舎サイドも勇気があると思う。

浜中のG1勝利は昨秋の秋華賞以来。

浜中はG1ではどうしても甘いため、
個人的には信用してはいけない騎手だと考えているが、
存外、東京コースでは悪くはない成績を残している。

NHKマイルC ミッキーアイル
ジャパンC デニムアンドルビー2着
安田記念 ショウナンマイティ2着
フェブラリーS グレープブランデー(G1初勝利)

関東に遠征してきたときの方が好成績かもしれない。

◆血統って大事

1着ディープインパクト
2着マンハッタンカフェ
3着ディープインパクト
4着マンハッタンカフェ
5着ディープインパクト
6着ディープインパクト

さて来週はとうとう東京優駿にドゥラメンテが出走。
キングカメハメハのドンキが敗れてディープのミッキーが勝ったが、
ドゥラメンテ対リアルスティールの戦いはどうなることやら。

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