2015エリザベス女王杯は蛯名が技ありの騎乗でマリアライトが初重賞勝ちをG1で決める。ヌーヴォレコルトは岩田の判断ミスで2着惜敗。

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2015第40回エリザベス女王杯の結果分析

ショウナンパンドラ、ミッキークイーンそれぞれ世代の代表格を欠きはしたものの、昨年の1,2着馬であるラキシスとヌーヴォレコルト、ローズSでミッキークイ ーンを破ったタッチングスピーチ、素質馬ルージュバックの参戦もあってなかなかのメンツ。

勝ち馬はおそらくこの中から出ると考えていたが蛯名の好騎乗が冴えたマリアライトがヌーヴォレコルトの猛追を凌いで優勝。

マリアライトはマーメイドS(G3)で2着、オールカマー(G2)5着と勝てなかったが重賞初勝利がG1となった。

母クリソプレーズはクリソライト、マリアライト、リアファルと連続して素質馬を産み、父馬もゴールドアリュール、ディープインパクト、ゼンノロブロイとそれぞれ異なっているのだから基本能力が高いのだろう。

レースは松山のウインリバティが逃げて1000m通過は1.00.7と稍重では少し速め、離れた2番手にリラヴァティがつける展開。

一瞬ブエナビスタが脚を余した年を思い出すが大逃げでもなくペースも流れた。

ヌーヴォ岩田はこれまでの必勝パターンだったインの好位差しが出来なかったにしてもここまで後ろにいるのは想定外。

さらにどうしようもないのが岩田マークの戸崎ルージュの後方3番手の位置取り。

川田のタガノがポジションを上げて動かしに行くが隊列に大きな変化がないまま直線に。

ここで素晴らしかったのがマリアライト騎乗の蛯名の判断。

人気馬が後方待機していることを察すると一足先に仕掛けたのが勝負の分かれ目となった。

着順 馬名 位置取り
1着 マリアライト 09-09-06-06
2着 ヌーヴォレコルト 13-13-14-12
3着 タッチングスピーチ 11-12-12-12
4着 ルージュバック 16-15-15-16
5着 スマートレイアー 17-17-18-16

動かなかった人気各馬に対して早めのスパートを仕掛けたことにより、脚を余すことなく使い切ることで残し切った。

また、マリアライトにとって幸運だったのが雨で稍重となったことで切れ勝負を避けることが出来た。

これは兄クリソライト、弟リアファルを見ても分かるように切れ不足の弱点を補えた。

ただ、蛯名の120%の騎乗でエリザベス女王杯の勝ち馬となれたが、これでこの馬が名実共に頂点に立った訳ではない。

レースの内容としては蛯名が勝ったレースであって岩田、戸崎、ルメールの判断ミスとの明暗に過ぎない。

第40回エリザベス女王杯(G1)
1着 マリアライト 蛯名正義 2.14.9   34.7 06-06 久保田貴 6
2着 ヌーヴォレコルト 岩田康誠 2.14.9 クビ 34.3 14-12 斎藤誠 1
3着 タッチングスピーチ ルメール 2.14.9 ハナ 34.3 12-12 石坂正 4
4着 ルージュバック 戸崎圭太 2.15.0 1/2 34.2 15-16 大竹正博 3
5着 スマートレイアー 浜中俊 2.15.0 クビ 34.0 18-16 大久保龍志 8

■ラップ構成

200m 400m 600m 800m 1000m  
12.7 23.7 36.1 48.5 1.00.7  
12.7 11.0 12.4 12.4 12.2  
1200m 1400m 1600m 1800m 2000m 2200m
1.13.5 1.26.2 1.38.6 1.50.6 2.03.2 2.14.9
12.8 12.7 12.4 12.0 12.6 11.7
4F 48.7 – 3F 36.3

■2015第40回エリザベス女王杯レース映像

■各馬のコメント

1着マリアライト

兄クリソライト弟リアファルと素質馬揃いの血統。

人気各馬に対して切れの見劣るこの馬にとっては馬場を渋らせた最高の雨だった。

また、乗っていた蛯名の後期条項判断が重なった結果の120%の内容。

もしも晴れで良馬場だったなら負けていた可能性が高い。

2着ヌーヴォレコルト

大外枠を引いた不運もあって得意のイン突きは封印。

ただ、それでも馬の力を信じていればもう少し積極的なレースも出来たのではないか。

オールカマーでは完勝した相手に逆転を許した上に脚を余した格好。

夏競馬の冴えがなくなって秋競馬の岩田はやることなすこと裏目。

いつもは考えない岩田が考えた結果がこれでは。

馬の能力は1番を証明できたが取りこぼしの印象が強い。

牝馬トップクラスの能力は持っているがイン突きがなければ勝ち切れない弱さも。

3着タッチングスピーチ

ゴール前の脚色はヌーヴォレコルトを上回るほどだったがまたしてもルメールが脚を引っ張った格好。

秋華賞に続いての消極的な位置取りが勝利を逃がした。

G1レースでのルメールはとても信用出来る騎手ではない。

本当に後方待機でしか好走出来ないタイプの馬なのかは乗り替りでもすればわかりそう。

4着ルージュバック

オークス以来の休み明けとしては十分な走りを見せることが出来た。

とはいえこの馬もタッチのルメール同様に戸崎が疫病神となった。

岩田をマークするよりもこの馬のレースをすればよかっただけのように思える。

桜花賞では後ろにいすぎてオークスでは前にいすぎてといずれも戸崎の騎乗が敗因。

そして今回もやらかしてしまったなら乗り替りした方がよさそうだ。

戸崎はあっていないというよりも任せられない。

5着スマートレイアー

好スタートも意識的に下げる格好。

直線でもほぼ最後方から上がり最速34.0での5着。

陣営が近走から積極策を期待していたコメントに反して追込みどころかほぼの最後方では。

ミッキークイーンのようなレースもできるようになった浜中の成長に期待したが。。。

勝負どころでもルージュバックに進路を塞がれて致命的なミス。

スムーズなら突き抜けた可能性もあったがこれも浜中らしいといえばらしい。

豊なら勝っていたか。

8着クイーンリング

現状の力は出せた。

おそらくミルコが乗っていても入着は厳しかった。

ラキシスのムーアとやりあったのが勿体無い。

この距離でも問題なかったがやはり適性距離はマイル前後が合っている。

11着ラキシス

今年は大阪杯のインパクトが強過ぎての過大評価。

不良馬場を激走した疲れからかその後は宝塚記念、札幌記念、京都大賞典と精彩を欠く。

とはいえ昨年も牡馬相手の重賞では力不足を露呈していた馬。

昨年は川田の好騎乗からヌーヴォレコルトを出し抜いての優勝だっただけに馬の能力自体は飛び抜けていた訳でもなかった。

それでも2年連続で勝ち負けしたのは立派。

ムーアのイン突き狙いは謎。

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